古民家賃貸の田舎暮らしの方が経済波及効果絶大
田舎暮らし目的の古民家の売買が成約するのと、田舎暮らし目的の古民家賃貸契約がまとまった場合の経済効果は、はたしてどちらが大きいでしょうか。
結論は、田舎暮らし目的の古民家賃貸契約がまとまった場合の経済効果です。
例えば、田舎暮らし目的の古民家の売買が成約した場合を考えてみましょう。
今時、土地付き古民家を購入して、次に車を購入したり、購入した古民家をリフォームしたり出来る余裕のある人は少ないと思います。
恐らく、当分は古民家の住宅ローンの支払いだけで目一杯の日々が続き、古民家の所在地に落とすお金と言えば、古民家の固定資産税や毎日の食材費ぐらいでしょう。
古民家の売主といえば、おそらく空家で不要の住まいとなった古民家を売るのでしょうから、現住所は地元以外でけっこうゆとりのある人だと思います。その古民家が売れたからと言って、新たに支払うものと言えば、国税の譲渡所得税ぐらいで、純然たる地元へ落とすお金はゼロかも知れません。
ところが、古民家を賃貸で借りた人は、購入と違い大金を支払っていないので、田舎暮らしの必需品の新車を購入してみたり、週に1~2回は地元のレストランで家族連れで食事をしたり、古民家周囲の草取りや庭木の手入れは、地元のシルバーセンターへ頼んだりで、何かにつけ地元へお金を落としてくれます。
こういった具合で、絶対的に古民家賃貸の田舎暮らしの方が、地元にとっては経済波及効果絶大なのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿